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3次元CADを使うメリットとは?デメリットも合わせて解説します!

建築、製造、3Dプリンターなど、3次元CADはさまざまな場面で使われます。

この記事では3次元CADの概要や、メリット・デメリットについて見ていきます。

3次元CADとは

3次元CAD※とは、3次元の空間に仮想の3Dモデルを作るソフトのこと。
パソコンを使って設計をする際などに使います。

2Dとは異なり立体が表現できるので、製品の設計イメージなどが詳細に表現できます。

3次元CADで作った3Dモデルは画面上で回転させたりできます。
さまざまな視点で3Dモデルの構造を確認できるので便利です。

一目で3Dモデルの形を把握できるので、第三者にイメージを伝える際にも便利です。

また他の会社とCADのソフトを統一させることで、データのやり取りがスムーズになります。

※CAD…「Computer Aided Design」の略。コンピュータで設計やデザインをすること

3次元CADのメリット

3次元CADにはさまざまなメリットがあります。

試作品を作る手間が省ける

3次元CADを使えばパソコンの画面上で製品の構造が把握できるので、試作品を作る頻度が減るでしょう。

試作品を作る際にも3Dプリンターのデータとして使えるので、いちいち仮型などを作る必要がありません。

直感的に形が分かる

先ほども触れましたが、3次元CADでは自由にモデルを回転させたりできるので、直感的に形が把握できます。

図面が読めない人にアイディアを伝える際にも役立ちます。

2次元CADでは、正面や平面、側面を描写する必要がありますが、3次元CADは3Dモデル1つで済みます。

重心などが分かる

3次元CADを使えば、重心や体積などの情報がすぐに分かります。

例えば機械を設計する際に、重心が高ければ振動の影響を受けやすくなってしまいます。

3次元CADならこうした問題も解決しやすいのです。

3次元CADのデメリットは?

メリットが多い3次元CADですが、デメリットもあります。

  • 毎年ライセンス料がかかる(ソフト価格の10%程度)
  • 編集にハイスペックなPCが必要(初期費用が高い)
  • データサイズが大きいと企業間のやり取りに時間がかかる

3次元CADは便利な半面、導入するにはある程度の費用が必要です。

まとめ

3次元CADには「一目で形が把握できる」「試作品を作る手間が省ける」といったメリットがあります。

ただし費用がかかるので、導入するかどうかじっくり検討する必要があるでしょう。

3次元CADはものづくりに便利なソフトなので、ぜひあなたも挑戦してみてくださいね。

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