ロボット自動設備にはどんな種類がある?
製造現場ではロボットの自動設備が増えてきています。
この記事ではロボットの自動設備にはどんな種類があるのか、具体的に見ていきます。
そもそも設計とは?基本から知りたい方はこちらの記事をチェック↓
ロボットの自動設備の必要性
日本では徐々に人工が減少してきています。
そんな状況で製造現場にロボットが導入できれば人手不足を解消でき、生産性の工場にもつながります。
製造現場でトラブルが発生した際には保存されたデータでトラブルの原因が突き止められるので、現場の復旧もスピーディに行えるでしょう。
ロボット自動設備の種類
ロボットによる自動設備には、さまざまな種類があります。
切断装置
指定した寸法通りに物を切断する装置です。
切断する方法はレーザーやロールカッターなど、さまざまな種類があります。
画像検査装置
工場のラインを流れる製品を画像で撮影し、欠陥がないかどうかチェックする装置です。
食品に異物が混入されていないかも調べられます。
組み立て装置
製品を組み立てるロボットです。
ネジ締めや溶着なども可能です。
ロボット自動設備のデメリット
ロボット自動設備には以下のようなデメリットもあります。
- オペレーティングの人材が必要
- 定期的なメンテナンスが必要
- 導入コストが高い
- 複雑な作業には向かない
自動設備と言っても、完全には自動化はできません。
最低限のオペレーティングや、保守・点検が必要です。
また自動設備の導入費用だけでなく、他の設備や施設との連携も必要なので導入コストが高額になることも多いです。
ロボットは変更が多いような複雑な作業は向きません。
同じような動作を繰り返す専用機よりは柔軟性がありますが、人が作業する工程と区別したり分担したりする必要があるでしょう。
まとめ
ロボットの自動設備を導入することで、品質や生産性の工場につながります。
どの工程にロボット自動設備を導入するか、しっかりと検討する必要があるでしょう。
自動設備を導入したい場合は、専門で設計製作をしてくれる業者に頼むのがおすすめですよ。